何故野良猫は増えるのでしょうか?
それは・・・メス猫は生後6ヶ月で妊娠が可能になります。
      発情期は年に2回程で、受胎日の60日後には3〜6匹の子を産む からです。
妊娠したメス猫一匹から1年後には20匹以上に殖えることもあり、対策なしでは猫は爆発的に殖えてしまいます。
動物保護の観点や子供達への影響の観点から殺処分は大きな社会問題で、これを避けるには野良猫を捕獲し避妊・去勢手術をして、繁殖を抑えなければなりません。
生まれながらの野良猫は、人になつきにくいため、手術後は元の生活場所に帰します。
この野良猫を捕獲(Trap)し、避妊・去勢(Neuter)手術をし、元の場所に戻す(Return)活動のことを英語の頭文字を取ってTNRと呼びます。
そして、避妊・去勢の不妊手術をした猫には、全身麻酔中に耳にV字のカットを入れてその目印としてます(通常オスは右、メスは左)。この耳の形が桜の花びらに似ていることから「サクラ耳」「サクラ猫」と呼びます


なお、捕獲され、運よく里親さんに貰われていく猫はもう野良猫ではないので、サクラ耳にはしません。


 不妊手術済の目印

不妊・去勢手術のメリット
@ 野良猫が増えません。(少しずつ減っていきます)
A 性格が穏やかになり、猫同士のケンカが減ります。
B メス猫は発情しなくなり、発情期の大きな鳴き声がなくなります。
また、メス猫を求めるオス猫が来なくなります。
C 発情期のオス猫同士のケンカ時の臭い尿が減ります。
D 手術後は尿のニオイが少なくなり、オス猫のスプレー行為が少なくなります。

このTNRは、猫好きな人にとっても、嫌いな人にとっても殺処分ゼロへの望ましい解決法といえます。
しかし、殺処分ゼロを具体的に実現するには、猫に餌をやり世話をしている猫ボランティアの方たちや、活動に賛同する獣医の方たちの協力が不可欠です。
この活動の中だ大きな出費となる不妊手術費用の負担の軽減策として、公益社団法人どうぶつ基金の「さくらねこ無料不妊手術事業」が上げられ、行政・獣医師・団体・ボランティアを通じてTNR活動を支援しています。
どうぶつ基金の「さくらねこ無料不妊手術事業」については、基金のホームページをご覧下さい。

どうぶつ基金の事業とともに、自治体によっては不妊・去勢手術費の補助をしています。

川崎市では、猫の不妊・去勢手術補助事業より、手術費用の一部補助を受けられます(年度予算がなくなると終了)。
なお、この手術費補助は登録病院による手術にのみ適用されます。
(下のLINKにあるモモ動物クリニックは登録病院です)
詳細は、川崎市のホームページでご確認ください。

動物基金  ラルコンシャ モモ動物クリニック
       

2017/4/1更新

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TNRとは